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◆ラマニ・ランジャン・ジェナ先生

インドで、ラマニ・ランジャン・ジェナ先生にオディッシィを習っていた時のことです。教室にはオリッサ地方で信仰されているジャガンナートさまの像がありました。

朝、教室に入ると昼間はジャガンナートさまの腕にかかっている布が、頭の上に置かれています。帰りがけにジェナ先生がそのようにされたのでしょう。夜の間にほこりなどがかからないように。大切にされているのだなあと思い、うやうやしく布を腕にかけ直しました。

先生が来られるとお香を焚き神様にご挨拶をされて一日の稽古が始まります。

そうして1ケ月が過ぎたある日、ジャガンナートさまの布は、肩にかかったままになっておりました。昨日は忙しかったのかなあと思っていたのですが、次の日もその次の日もそのままです。なぜでしょう。全くわかりません。

そこで先生にたずねてみると「もう寒くないから。」とおっしゃいました。確かに3月になって寒くなくなっていたましたが、これには心底びっくりしました。神様の像に対する意識が、先生と私ではまるで違っていたのです。

先生にとって神様は尊くもあり、子供のように慈しむべきものでもあるようでした。
《カマラ・カラ・ピータレターvol18(2004.5)より》

 


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